ケンブリッジ英検C1を受験したので、B2との違いや行った試験対策について共有します。

こんにちは。スヌです。

ケンブリッジ英検(C1 Advanced) を受験してきました!

正直手ごたえとしては、「う~ん、結果がどう出るか全く分からない…。」といった感じです。全体的にB2よりかなり難易度が上がったと思います(特にリーディング)。

セクション別で言えば…

リーディング(Use of English)
 → めっちゃムズイ…
リスニング
 → B2より少し難しい
✅ライティング
 → B2と全く同じ
✅スピーキング
 → B2と”ほぼ”変わらない

といった印象です。

ということで今回は、受験してみての手ごたえB2 First との違いについて、私なりにまとめてみました。また、私が行った試験対策についても参考までに共有します。

今後受験を検討される方のお役に立てれば幸いです

目次

試験日・試験会場

試験日は2025年3月22日(土)、前回のB2に引き続き、ジャスティさん(東京・自由が丘)にて受験させていただきました。試験のお手配と丁寧なご対応、有難うございました!

うーん、それにしてもやはり、試験会場が少なすぎる…!! (泣) 首都圏住みの方は問題ないと思うんですけどね、私のような地方住みの方たちには不便だなぁと感じます。ちなみに今回も都内のホテルに前泊でした。

まずはざっくりとした手ごたえ

冒頭でお伝えした通り、結果については予想ができません。予想ができないということは、自分の回答が正解だったかどうか不確かである、ということですので、手ごたえとしてはあまり良いものではないと思います。特にリーディング(Use of English)は難しく感じましたね。

C1 Advanced は 文科省が出している難易度表上、英検1級に該当するレベルとのことです。しかし正直「え、英検1級より難しいんじゃないの?」と思ってしまいます(とかいって私は英検受けたことないんですけど…)。でも実際にそういう発信をされているブロガーさんもいらっしゃったので、あながちこの感覚は間違っていないかもなーと思います。


ちなみに私はTOEFL100点ホルダーですが、TOEFLはアカデミック寄りなので、やっぱりよりカジュアルな内容のケンブリッジ英検の方が、私は断然好きですね。

B2 First との違いについて(体感)

Reading (Use of English)のレベルがはるかに高い

伝わるかどうか自信があまりないですが、超個人的な感覚としては、以下のような感じでしょうか。

B2の場合

“In spite of” 程度のレベル

例)”spite” という単語を使って下線を埋める
He went on to take a short trip _________ the flood warning issued in the morning.
→答えは “in spite of”

C1の場合


“Biting cold wind”, “Ripple through~” 程度のレベル

例1)下線に当てはまる単語を1つ選ぶ
Despite the _____ cold wind, the hikers pushed forward, determined to reach the summit before sunset.
a. biting (←正解)
b. harsh
c. stark
d. austere

例2) 下線に当てはまる単語を1つ選ぶ
The wave caused by the first penguin to move away ______ through the entire colony.
a. ripples(←正解)
b. spreads
c. sweeps
d. drives

※上記はあくまで私が考えた問題例です。実際の問題とは異なりますのでご留意願います…!

英辞郎で調べてみると、
“Biting” = レベル6
“Ripple” = レベル8

ですので、どちらもB1-B2レベルの単語です。

しかしこれが、上記問題例で示したように、他に3つ似たような単語が並んでいたり、コロケーションを分かっていないと回答できないようなトリッキーさがありました。

それに例えば、“Biting” という単語を知っていても、多くの人にとっては普段使いまわすボキャブラリーではないのではないでしょうか。C1ではこういった、ちょっとこじゃれた表現が増える印象です。

他のタスクはB2との大きな違いは感じなかった

【Listening】
意味の知らないコロケーションやイディオムがB2よりも多くなりました。とはいえ、難易度自体にそこまで大きな差は感じませんでした。

【Writing】
B2との違いを全く感じませんでした。
むしろ今回のタスクのほうが答えやすかったです。タスクの内容は誰でも書ける一般的な内容。

『セレブリティが一般の人に与える影響』『好きな旅行先のレビュー』のようなシンプルなもの。

【Speaking】
B2とほぼ同等の難易度
でしたが、以下の2点に違いがありました。

・写真が2枚ではなく3枚提示される。
・Part2以降の質問項目が多い(4~5つ程)

試験に向けて取り組んだ内容

『Grammar and Vocabulary for Advanced』に集中しました。

(集中といっても、実際には半分以下しか取り組めませんでしたが…)

このテキストの優れている点は、基礎力向上 + 試験対策 の二刀流ができてしまうところです。

・時間がない中で試験対策をしなければならない
でも英語力の向上もしっかりしていきたい

と思う私にはピッタリの教材でした。

過去問『C1 Advanced 4 with answers』も購入していましたが、時間の制限があり今回は取り組むことができませんでした。

正直、試験対策のみの観点からいえば、過去問をやるのが一番手っ取り早いとは思います。

今後の受験方針

結果次第ではありますが、家庭事情などもあり、すぐには受けない予定です。

【今回受かっていた場合】
C2 Proficiencyを目指します。とはいえ、相当にレベルが高いはずですので、1年程準備期間を設けると思います。

【今回不合格だった場合】
『Grammar and Vocabulary for Advanced』に引き続き取り組み、今年度中の合格を目指します。

英語力の底上げを狙っているので、時間がかかってもいいからじっくりテキストをやりこむスタイルです。

まとめ

全体的にB2よりレベルが高く感じましたが、その1番の要因はリーディング(Use of English)にあると思います。その他のタスクはB2同等の難易度の印象でした。全体的にレベルが高い試験ですので、しっかりと基礎力(土台)をつけた上でチャレンジする必要があると認識させられました。

それでは今回は以上です。
結果が出たらまた報告したいと思います。

英語学習、楽しくやっていきましょうね!

-スヌ

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この記事を書いた人

はじめまして、スヌと申します!英語学習をライフワークにしています。

小学校時代に英語恐怖症になるも、中学校初めての試験で88点を取れたことで自信を持ち、それから英語学習が人生の軸に。英語を学ぶことで自身の世界観が大きく広がることを実感。

小さなころから日本の常識に疑問を持ち続け、大学卒業後、就職という既定路線から外れ、念願のアメリカ留学を果たす。約4年に渡るアメリカ留学を全力でやりきるも、その後人生の目的を見失い、1年間のひきこもり生活を送る。

英語学習だけが自分の中に残り、原点回帰。ライフワークとして取り組むことを決意。自分の学びを他者にも共有したいという思いから、ブログを立ち上げる。

"Keep learning and fulfill your own unique life" をテーマに、英語学習とアメリカ留学体験記を中心に情報発信中。

読者の背中を押せるブログ運営を目指しています。

TOEIC950点、TOEFL100点、ケンブリッジ英検B2

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